「認定キャリア教育コーディネーター」資格※は、「キャリア教育」のさらなる普及をめざし、2011年にその運用がはじまりました。 (※詳細は、キャリア教育情報総合サイトをご覧ください)
必要なのは、自ら活動の場を生み出し、キャリア教育の普及を一緒に推進できる人材です。そのため、このコースは、資格取得のみを目的としている方には受講をお勧めしていません。キャリア教育コーディネーターとして本気で教育と向き合い、 “研修”という疑似空間ではなく活動にコミットしていただくことで、実践的なスキルを身につけ、一緒にキャリア教育を広げていける人材の輩出を目的としています。
◆こんな方におススメ◆ →これまで受講された方の声
キャリア教育コーディネーターをめざす方、
平日の実践活動が含まれるため、平日も参加できる方がのぞましいです。
※「実践コース」の受講には「エントリーコース」の修了(修了見込)が必要です。
(すでに修了証をお持ちの方は、申込締切日時点で発行日より2年以内の修了証であること)
◆資格取得後の活動事例(外部リンク)◆
●人物図鑑(全国のキャリア教育コーディネーターの活動)
●シゴト小学校(小学生向けのキャリア教育イベント)
●お手紙プロジェクト(プロジェクト型社会人講話)
●地域・企業をつなぐPBL
開講日程・受講料
●開講日程
エントリーコース(小中高のキャリア教育実践基礎講習)の修了者及び修了見込者に個別にご連絡します。(WEB上での募集・申込受付は行いません)
●受講料
100,000円(税込)
到達目標
キャリア教育コーディネーターは、「子どもたち」「学校・教員」「地域・産業界」という様々なステークホルダーに対して、次のような価値を提供する専門人材です。
●子どもたちに対して・・・
多様な能力を活用する豊かな学びの場の提供
●学校・教員に対して・・・
キャリア教育プログラムの開発支援や学校外人材などの地域資源とのネットワーク構築・維持
●地域・産業界に対して・・・
学校とのネットワーク構築、教育支援活動を通した産業振興・地域振興の支援
これらを通して、我が国のキャリア教育の発展につとめる役割があると言われています。
こうした役割を担う人材を育成するために、(株)ソシオエンジン・アソシエイツでは、キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会「キャリア教育コーディネーター育成ガイドライン」をもとに、実践コース修了後に具体的に「どのようなことができる状態を目指すか」という到達目標を設定。専門人材としてのキャリア教育コーディネーターが持つべき「基本スキル」として、以下の10の技能を身につけることを目標としました。
実践コースの特徴
すでに活動しているキャリア教育コーディネーターに弟子入りし、 実際のキャリア教育コーディネーターのお仕事を責任もって担っていただくプログラムです。 以下のような方針でプログラムを運営しています。
- 「目の前の子供の学びをどう豊かにできるのか」を問い続けること授業は大人がやりたいことをやる場ではありません。主役は子供たち。目の前の子供に何を感じてもらうのか、何を伝えるのか。子供たちと向き合い、学びを最大限に高めるために本気で考え、取り組んでいただくことを求めています。
- 様々なステークホルダーを信頼し、協働できる関係を作ること先生、ゲスト講師、コーディネーター。豊かな学びの場を作るためには、それぞれに果たすべき役割があります。相手の立場にたって考え、相手を信頼し、協働できる関係作りに取り組んでいただきます。ときには自身のできること・できないことに謙虚に向き合うことも必要になります。
- 多様な他者とチームを作ること5人1組でのグループ活動とし、グループ運営も受講生にお任せしています。実際のキャリア教育コーディネーターの活動は、自分ひとりで成り立つものではありません。様々な他者と信頼関係を築き、その場その場でチームを作りながら推進していくことが必要になります。グループ活動を通して、ひとりひとりにチーム形成の実践をしていただきます。
具体的には、基本スキルのそれぞれの領域に対して、以下のような活動を行うものにしています。
カリキュラム
キャリア教育コーディネートの実践活動を中心としています。
実践活動後の共有会では、他のチームとの学び合いも大切にしています。
※「よくある質問」ページもご参照ください。
ご自身の仕事・生き方について語るキャリア教育授業を模擬体験。 | すでに活動しているキャリア教育コーディネーターを講師 (メンター)として、5人1組のチームでの活動を行います。 公立学校の協力のもと、外部人材(ゲスト講師)を活用した授業(2時間〜)の企画・運営を担当していただきます。
※チームでの活動日程は、メンバー・講師と調整の上、設定していただきます。例年、平日の活動の他、土日や平日夜などに、 8−10回程度のミーティングが行われています。チームで分担する個人ワークも多く発生します。 |
修了後も学び続ける人材に
上記に掲げる「実践コースの到達目標」は、あくまで「基本スキル」に過ぎません。修了後は、おひとりおひとりの目指すこと・強みを活かし、キャリア教育コーディネーターとしてスキルアップし続けることが必要です。
→継続学習の場として、キャリア教育コーディネータカレッジを開講しています。
【知識として学び続けること】
◆教育制度やキャリア教育を取り巻く環境の変化や動向
◆様々なキャリア教育プログラム事例や施策の事例
【スキルアップの方向性(例)】
◆キャリア教育事業の運営基盤(ヒト・モノ・カネ・情報)の整備
◆ステークホルダーのネットワークの維持・拡大
◆様々な手法を用いた学習効果の高いプログラム開発
◆産業界の持つ価値を最大限に活かしたプログラム開発
◆教育支援を行う企業への支援活動
◆地域特性にあわせた教育支援活動 ・・・など
修了証について
「キャリア教育コーディネーターガイドライン」に基づき、経験すべき業務内容を経験している方に は、実践コース修了証を発行します。(活動日誌・チェックシートの提出にて確認)
※これまでの修了者数(ソシオエンジン での開講含む)
2009年度(0期生) 10名(3名受験/2名合格)
2010年度(1期生) 5名(4名受験/3名合格)
2011年度(2期生) 13名(8名受験/7名合格)
2012年度(3期生) 19名(15名受験/14名合格)
2013年度(4期生) 9名(8名受験/4名合格)
2014年度(5期生) 13名(11名受験/8名合格)
福岡1期生 10名(10名受験/6名合格)
2015年度(6期生) 12名(9名受験/6名合格)
2016年度(7期生) 5名
2017年度(8期生) 2名
2018年度(9期生) 6名
2019年度(10期生) 3名
2020年度(11期生) 8名
2021年度(12期生) 5名
202年度(13期生) 7名
【認定キャリア教育コーディネーター資格について】
「認定キャリア教育コーディネーター」資格は、
一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会(以下、協議会)
による認定資格です。
詳細は、協議会ホームページ http://www.human-edu.jp/ をご覧ください。
◆資格取得要件
・協議会の認定育成機関による育成研修会において「エントリーコース」・「実践コース」を修了すること
・全国認定試験(小論文・記述・実技・面接)に合格すること
・合格後、本協議会にコーディネーター会員として登録すること
よくあるご質問
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